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第10試合:G1 CLIMAX26 個人的まとめ 『内藤哲也 VS ケニー・オメガ 両国国技館(東京) 2016/08/13 』

 

内藤哲也 VS ケニー・オメガ 両国国技館(東京) 2016/08/13 

 

内藤哲也にはなにをしてもいい風潮(笑)新日のエース棚橋と並び、なにやってもOKみたいなレスラーになられた制御不能系レスラーの内藤哲也選手。今回の相手は今は亡き飯伏幸太選手のタッグパートナーであり、新生バレットクラブのリーダーであられるブチ切れ系レスラーのケニー・オメガ選手です。

このカードも発表されたときから期待値は相当高かったのですが、いやあ、実際の試合見ましたが、発表段階の期待値を超えてきました。

ケニー・オメガ選手はDDT時代から僕の大好きなレスラーのひとりでした。飯伏 vs ケニー@武道館の試合を某サイトで見たときからのファンです。だから、新日に来てくれた時はホント嬉しかったんですが、長い間、日の目が当たらず冷や飯食らいが続きました。(ジュニア時代とかホント無駄!)

日の目が当たりだしたのは例の主力レスラー大量離脱事件から。そこから、新潟での棚橋戦、エルガン相手のラダーマッチと新日での実績を確実に積み上げてきました。元々、ポテンシャルの高いレスラーでしたから、チャンスがあればこれ位はできるのでしょう。

さて、そんなケニー・オメガ選手の相手が“棚橋イズムの正統後継者”の内藤哲也選手です。ケニー・オメガ選手は受けがうまい選手です。飯伏 vs ケニー@武道館の試合でもトップコーナーから場外に放り出されたり、二階から降ってきた飯伏を抱きしめたり、エルガンとのラダーマッチでは机に叩きつけられたり、ラダーの上から場外に放り出されたりしてましたから。ドMなんでしょうね(笑)

そんなドMなケニー・オメガさん、この試合では攻めに回ります。相手が真正ドMの内藤哲也選手だからでしょう、ケニー・オメガ選手はやりたい放題でした。マジで内藤死ぬんじゃね!?と思いましたね(怖)

四天王プロレスみたいな相手を殺しにいくスタイルはあまり好きではないんですが、やっぱ命を削ってる感を出されると引き込まれてしまうのも事実。机破壊系パワーボムからの場外トペ、リングエプロンでのドラゴンスリーパー、マスキュラーボムは単純にヤベェと思いましたね。ハンパなかったです。

 そんな過激技が連発して起こるのですが、この試合、それだけではありません。内藤もケニーもちゃんと試合の中でストーリーを作るんですね。内藤はケニーの右膝一点に集中して攻撃を加えます。ケニーは右膝にダメージを受け続けながらも、痛みに耐えて内藤に技を仕掛けていくんですね。

ケニーは過激な受けや過激な攻めに目が行きがちですが、試合の中でストーリーを作るのがうまいです(新潟での棚橋戦もそうでした)試合の終盤では蓄積された膝のダメージのため膝の踏ん張りが効かず、『片翼の天使』に持ち込めない場面があります。そういう試合の中でのストーリーをキッチリ生かしてる辺りさすがと思いました(意外と試合のストーリーを作れない、生かせない雑なレスラーいるんです)

それともうひとつ!これは個人的に一番印象に残ったんですが、『片翼の天使』ってこんなに返し技ができるんだと思いました。この辺は内藤哲也選手の技術とケニー・オメガ選手の受けのうまさからくるモノでしょうね。

片翼の天使→DDT

片翼の天使→膝固め

片翼の天使→ディスティーノ

片翼の天使』ってこんなに汎用性の高い技でしたっけ(笑)試合の最終盤、片翼の天使に抵抗する内藤哲也さんに仕掛けたクロイツ・ラスは個人的にすごく感動しました。こんなにも合理的なクロイツ・ラスを見たのは初めてです(驚愕)そこから、Vトリガー発動して『片翼の天使』だったっけかな?

いやあ、試合終盤での攻防は過激技で沸かせるだけじゃなくて、試合の中でのストーリー&返し技の駆け引きで、個人的にすごく盛り上がってしまった!

いやあ、いい試合でした!個人的には今回のG1ベストバウトかな。期待値が高い段階から期待を上回ってくるのは凄い!内藤の対戦相手のポテンシャルを最大限に引き出す能力はもうちょっと評価されていいんじゃないかな。相手がやりたいこと受け止める能力、コイツを高レベルで具えてるレスラーは今の新日だと棚橋と内藤かな。このふたりはなんだか名勝負製造機みたいになってますね(笑)もちろん、ケニー・オメガの受けもよかったですよ。内藤の返し技の受けは光ってました!

ただまあ、ここまでの試合をしてしまうケニー・オメガ選手と内藤哲也選手の身体が凄く心配ですけどね……。そこはひとりの新日信者として複雑なトコでして、いい試合みたいけど選手の身体が心配というね、複雑な思いありますよ。

あとは棚橋弘至内藤哲也の系譜にオカダ・カズチカが加わって欲しいと思いますねえ。オカダのポテンシャルはもちろん認めてますが、対戦相手の良さを引き出す能力があと一歩足らない気がするんですね……。天龍 vs オカダ戦みたいな試合もできるんですから、オカダには対戦相手の引き出しを全部開けた上で勝つみたいな試合をみたいですね。

最後、今年のG1決勝のカード決まりましたね!

 

後藤洋央紀 vs ケニー・オメガ

 

うーーーーーーーーーーん、どういえばいいのだろうか……。殿は好きですよ、ケニーも好きです。でもねえ、期待感が……出てこない!

と、と、とりあえず両方とも頑張ってね(戸惑い)