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第11試合:人間は自殺できるのか?

雑記

①自殺は自己否定なのか?

『自殺=自己否定』だとする。自己否定はすべての自己を否定することなので、『自己否定(自殺)する』ことを肯定することはできない。自殺が自己否定なら、自己否定(自殺)する自己を肯定するという自殺という行為は成立しない。

自殺は錯乱と衝動的行為によって引き起こされる行為であって、自己否定によって成立するのではない。

②死は自己否定だろうか?

『死=自己否定』とするなら人間は死を肯定できない。自己否定する自己を肯定することができないので、人間は死にゆく自己を肯定できない。死が自己否定である限り人間は死ぬことはできない。単なる肉体的変化の一様でしかない。

死は否定ではなく自己の完成だとしたら?

死が自己否定であるなら死を肯定する人間は成立しない。死を肯定しない限り人間は死ぬことができない。

ならば、自己肯定としての死とはなんなのだろう?素晴らしい人生だったと思うことかもしれない、ひとつの作品の完成かもしれない。ハッキリしていることは自殺も死も自己否定として定義するなら、それは人間の中で成立しえないコトだけだ。