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第45試合:WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム IWGPインターコンチネンタル選手権試合 内藤哲也vs棚橋弘至 2017年1月4日 東京ドーム(東京)

随分、遅れましたが……

 

明けましておめでとうございます!!

 

えっと、まず残念なお知らせから。ええ、過去記事の画像全部消しちゃいました!色々と画像をサルベージしようと思ったんですが……できませんでした……。まあ、もっかい試合、見直して画像集めるのも考えたんですが、いや、さすがに労力が半端なくて……。

なんで、全部記事消したろかッ!!とも思ったんですが、皆様からコメントを頂いてる記事もあるんで、記事を消すのも忍びない……。ということで、記事は消さずにいこうと思います。

いや、皆さん、ほんと申し訳ございませんでした(土下座)

自分で失敗しといてなんですが、こういう失敗しちゃうと、ブログ更新するモチベーションってすげえ下がりますよね……(お前が言うなッ!)

 

えええいッ!くよくよすんな!!新年開けたんだし、再スタートですよ!

皆さん、気を取り直して頑張っていきましょう!!

 

さて、東京ドームのお話です。前に書いた通り、僕にとっての東京ドームのメインは内藤哲也vs棚橋弘至の試合です。なぜかと言えば、答えは簡単、ふたりとも僕にとって思い入れたっぷりのレスラーだからです。それゆえ、試合の勝敗がどうなろうとも心のどこかに消化しきれない感情が残るだろうと思っていました。

内藤哲也が勝って欲しいけれど、棚橋弘至は負けて欲しくない。

そんな気持ちで僕はこの試合を観戦しました。

 

メインの試合。

そこにあったのは圧倒的な強さを誇る主人公とタフでパワフルな悪役が戦う至極のエンターテイメントでした。ひとつの到達点でしょう、素晴らしい試合でした。おそらく、試合構成を考えたのはケニー・オメガ選手でしょう。この試合のケニー・オメガ選手はとてもパワフルでした。激しい打撃と危険な飛び技、初めてプロレスを見る人にも『プロレスの凄み』が十分に伝わる内容でした。

もちろん、ケニー・オメガ選手と戦ったオカダカズチカ選手も素晴らしかった。あれだけの技を受けるんだから、さすがオカダ選手と言えるでしょう。

実にわかりやすいエンターテイメントでした。だれが見ても凄いと思えるハリウッド映画のようなスタントアクションの連続、悪役ケニー・オメガ選手の激しい攻撃に苦戦しながらも、最後の力を振り絞って勝利を手にする主人公オカダカズチカ選手、プロレスが最高級のエンターテイメントに昇華した瞬間だと思います。

 

内藤哲也vs棚橋弘至の試合です。素晴らしい試合でしたが、メインの試合に比べると、ずっと地味なプロレスでした。

お互いが丁寧に技を出し合い、お互いがその技を丁寧に受け合うだけ、お互いがいつものムーブをいつものように繰り出すだけの試合でした。

もちろん、試合に新鮮味を持たせる為にいつものムーブにアレンジを加えてみたり、試合に説得力を持たせるためにお互いが得意の膝攻めをしたりしていましたが、メインに比べると、こちらが気恥ずかしくなるほど、どこまでも古臭い『新日本のプロレス』でした……。

確かに地味で古臭い試合だけれど、リングの上には勝って欲しいレスラーと負けて欲しくないレスラーがいて、そのふたりのレスラーがベルトを賭けて戦っている。

興奮もしたし、凄いと思える瞬間もあった。でも、見ていて悲しくもあったし、見ていて辛いと思える瞬間もあった。

内藤哲也はさっぱり冴えないレスラーだったし、棚橋弘至だって大したレスラーじゃなかった。そんなふたりが自力で這い上がり、スターになった。そんなふたりの思いが交差している試合だった。

勝ったのは内藤哲也だった。内藤哲也棚橋弘至を踏み越えた瞬間だった。嬉しくもあったが、同時に悲しかった。内藤哲也もいつかだれかに踏み越えられていくだろう、その時、僕は今この瞬間と同じように感傷に浸っているのだろうか?

 センチメンタリズム。

口に残る苦みの残滓、沸き起こる感情の移ろい。企業利益の追求の果てに完成するであろう間口の広い至極のエンターティメント、そこで味わう、爽快感と満足感、興奮と刺激。最上級のエンターテイメントの中で真っ先に切り捨てられるのがセンチメンタリズムかもしれない。

刺激を求め続けたレスラーは新日本プロレスを去っていった。僕はこのことを覚えている。いつかケニーオメガだって去っていくだろう、オカダカズチカだって去っていくかもしれない。だからこそ、今こそ、心の蛮勇を奮い起こして言わなくてはいけない。

 

去りたい者は去れ、我々は残った者たちとともに戦う

 

 

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