第83試合:天才・高橋裕二郎選手、新日辞めて某ロックバンドに加入する!?やはり天才は違うとしか言いようがない!
天才は違う!そう言わざるをえませんね。何気なく5月3日に行われたレスリングどんたくの試合を見ていた時です。
注目はやはり2試合目、オーエンズ&裕二郎vsヨシハシ&オスプレイの試合ですね。いまや2試合目が主戦場であり、ミスター2試合目、第2試合の王こと裕二郎ですが、今回は小汚い高校教師のハングマン・ペイジではなく凄く地味なNWA出身のバイプレイヤーことオーエンズさんとタッグを組みます。
この試合で注目なのはヨシハシvs裕二郎がタッグとはいえ実現していること!そう、夢の『棒』対決が実現していたことです!僕のようなレスラーが持つ棒が大好きな棒マニアにとってはまさに夢の対決なんですが、まあ案の定、誰も注目してない!
いい加減にしろッ!節穴か!?オマエの目は節穴か!こんな夢対決ほっとけないだろうが!棒だぞッ!レスラーが棒で戦うんだぞ!すげえじゃん!
ということで、6分53秒にも渡る激闘を見てみましょう!
見て!試合テロップだけで胸がワクワクしてくるよ!
見て、この存在感!すんげえよ!後ろにいるオーエンズが裕二郎の半端ないオーラに圧倒されてるぞ!とんでもねえよ、裕二郎!
今回の試合のキーポイントが『棒』であることを理解している裕二郎選手、早速『棒』をアピールしています。ちなみにロングヘアの女性がレイ、もうひとりがノリって名前だそうです。もうひとりって紹介は失礼だと思うんですが、実況アナが言ってたんだもん、仕方ないよね!
新日本で裕二郎の次にプロレスを理解しているレスラーがヨシハシです。この試合のカギが『棒』であることをわかっています。さすが、ヨシハシです。
奇襲をかます裕二郎!ここから6分53秒にも渡る激闘の始まりです。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ここぞという試合にしか見せない裕二郎の嚙み付きムーブ!裕二郎の試合に込める想いがビンビンに伝わってきます!塩が塩を齧ってどうする!とかしょっぱいレスラー同士の甘噛みとか言うなよ、絶対!
リング上のオーエンズにシカトかまして、裕二郎とやり合うヨシハシ選手。塩同士のじゃれ合い!?違うって!
裕二郎のライバルはヨシハシしかいない!ヨシハシも裕二郎のコトが気になって仕方ない!ライバル同士のバチバチですよ、これは!
あッ!タップした!
やっぱライバル同士の決着はシングルマッチじゃないとね!6分53秒の激闘は見どころの連続でした。
試合後のコメントです。
裕二郎「チェーズ、アーユー、オッケー?」
チェーズ「ふざけるな。俺の髪やタイツを引っ張りやがって。クソヤロー。(※川人を見つけ)ヘイ、ヤングボーイ、カモーン!(※川人に襲いかかり、そのまま控室に消えていった)」
裕二郎「試合には負けてしまったけども、恒例の自己紹介タイムいっとくか? 博多の……」
裕二郎ガールズ「“美獣”です」
裕二郎「美獣。美しい獣で……」
裕二郎ガールズ「美獣!」
裕二郎「オッケー。グレイト(※裕二郎ガールズ2人とともに控室に戻っていった)」
わかります?
チェーズオーエンズはNWA出身、プロレスで美獣といえばハーリーレイス、ハリーレイスといえばNWA、しかも今回の裕二郎が連れてきた女の名前がレイとノリです。
はい、皆さんのプロレス読解力が試されますね?色々と解釈してみてください。
うーん、みなさん、色々やってみましたか?それでは僕がひとつ解答を披露してみましょう。
『レイ=ゼロ』
『ノリ=くっつく=加入』
『オーエンズと美獣=NWA』とします。
すると、答えが見えてきませんか?
『新日本との関係をゼロにしてNWAに加入する』となります。
このことはオーエンズとタッグを組んでいるコトからも示唆されていますね。
……が………しかし……
現在のNWAってほとんど活動実態がないんですね。最近、ジミー鈴木率いるDSWにサープ社長が登場したりしていますが、そんなサープ社長もNWA社長を辞めていますしね。
実質的に活動していないプロレス団体に加入する??
なぜ……?
ここが天才の天才たる所以としか言いようがありません。
かつて新日本プロレスに参戦していたブルース・サープ社長、NWAをビリー・コーガンに売却する –
はい、この記事を見つけてすべてが分かって気がします。
つまり、『オーエンズと美獣=NWA=スマパン』と解釈すべきだったんです!!『新日本との関係をゼロにしてNWAに加入する』では解釈が浅すぎる!
新日本との関係をゼロにしてスマッシングパンプキンズに加入する
これが正解です!バタフライエフェクトどころの騒ぎじゃねーよ!風吹いて桶屋が儲かるなんて枠を超えてるよ!
さすが裕二郎です!プロレス業界には収まらりきれない男がオルタナティブロックに殴り込み!さすが裕二郎!
ロックが大好きなプロレスマニアにはたまらないんじゃないですか?ビリーコーガン、イハ、ダーシー、ジミーチェンバレンの並びに裕二郎がいるんですよ!!
たまらないじゃないですか!
やはり裕二郎は違う、わずか6分53秒の試合の中にここまでの広がりを見せるのが裕二郎の魅力です。
それではスマパンの名曲とともに、さようなら~~!
夢の棒対決?そんなのどーでもいいんだよ!